私たちについて / 社員インタビュー
神田さん

UIデザイナー

主体的に行動できる環境で、デザイナーとして成長できそうだと思いました

神田さん

あなたのミッションはなんですか?

「これはこのような製品です」「こういう思いがあります」という、使っていただくお客様にきちんと伝わるような表現をしなければならないと思っています。
社内での役割は、言葉では表現しきれない、ぼんやりしたものを形にして議論を進めやすくすること。今までよりも少し物作りの側にいるため、物作りにおいてのデザイナーの役割といったところを意識するようにしていますね。

前職ではパンフレットなど、人の目に広く触れる広告媒体のデザインをしていました。同じデザインといっても、UIデザインはプロダクト、製品そのもののデザインになるので、実際の内容はかなり違いますね。
グラフィックデザインとの一番の違いは「まずは形にする」ことだと思います。
特にITのサービスは常にアップデートをしていくものなので、UIデザインも継続して形を作っていく必要があります。

仕事の内容について教えてください

デザインチームは私も含めて3人おり、私はリーダーという立場にいます。
チームといっても、現在UIデザインを担当しているのは私のみで、残りの2人はWebサイトや、DMを担当しています。
それぞれ業務の内容も仕事をしている場所も違うので、困った時に相談しやすく、声をかけやすくするためのコミュニケーションとして、デザインチーム内でのブリーフィングをコンスタントに行っています。
その他の時間は、主にUIデザインの制作の作業を行い、あとは定例の会議や、必要に応じてプロジェクトの関係者に話を聞くといったことをしています。

チームの中でどんな役割を担っていますか?

メンバーの基礎力をつけるために、私が講師になってデザインチーム内での勉強会を週1回1時間行っています。
また、社内ではデザイナーが多数派になるプロジェクトはあまりなく、エンジニア5対デザイナー1といったチームで動くことが多いです。
そういったプロジェクトの中で、デザイナーはプレゼン力や自分の考えを伝えること、プラス相手の話も咀嚼できる、コミュニケーション能力が必要だと思っています。
チームメンバーには、デザインスキルだけでなく、そのような能力も身につけてもらえるように成長のサポートをしていくのが私の役割だと思います。


入社のきっかけを教えてください

前職の印刷会社は9年半ぐらい、かなり長く勤務していました。仕事自体はすごく楽しかったのですが、やるだけのことはやりきったなという感じがありました。
その頃にAdobeのXDというUIデザイン用のアプリのお試し版を触ってみたり、ネットの記事などを調べたりするうちに、UIデザイナーという新しいデザインの仕事にチャレンジするのも楽しそうだなと思いました。
UIデザイナーの職で転職先を調べていた時に現場サポートの求人サイトを見つけ、ポートフォリオを添付して応募しました。

選考時に印象に残っていることはなんですか?

面談でお話をしている中で、社内の風通しがいいという点をお聞きしました。
様々な立場の人たちが意見や提案をしやすいオープンな社風で、仕事がやりやすそうだと思いました。
内定の時期のことですが、社員全員が集まる経営方針説明会に参加したときも、皆さんワイワイと楽しそうに会話していたのを覚えています。

他社と比較して、なぜ現場サポートを選んだのでしょうか?

一つは、フリーや独立などの受託ではなく事業会社がいいなと思っていました。
受託だと広い範囲でいろいろな案件に関われるのでスキルや経験は積めるのですが、私は事業会社の中で腰を据えてデザインを行い、自分の提案をダイレクトに伝えていきたいと思っていました。

もう一つは、社内の風通しの良さです。
自分でキーマンにリーチしやすい、ダイレクトに話しかけやすい、そういう社風だなと。上から「こうしなさい」「はい」というよりは、自分で様々な方のお話を聞いて、自由に提案できるというのはすごくやりがいがあると思います。

デザイナーとして自分のやりたいことが叶えられそうな環境だと思いました。

社風や評価制度についてどのように感じていますか?

評価制度では他者評価という制度があります。
一般的な上司が部下を評価するものとは異なり、自分で選んだ5人から評価を受けられる制度です。
自分を評価する人を自分で5人も選ぶのは大変ですが、プロジェクトごとにサポートや開発など、それぞれの視点からの評価を得られる仕組みがあるのは、とてもいいことだと思います。


普段の仕事の様子や流れについて教えてください

基本的には9時から18時の間の出社です。月曜日だけ朝礼があって8時半からスタートします。
勉強会がある場合は8時20分から始まることもありますが、基本的には9時から18時の間ですね。
またフレックスタイム制度もあるので、用事があるとき早めに退勤する場合もあります。

仕事でやりがいや達成感を感じる時はありますか?

最初の頃は、自分が「こういうふうにして欲しい」と提案したことを、実際にエンジニアの方がつくられた時には「うわ!本当にできた」と感動しました。
あとは、みんなで議論したものが狙い通りにいったときですね。

「こういうふうにすべきだよね」と議論を重ねた結果、それがちゃんとお客様に伝わり、リアクションを返していただいたときは本当に嬉しいです。役に立ったなっていう喜びですかね。

仕事での苦労や課題はありますか?

大体毎回大変なのですが、まだ社内にUIデザイナーが少ないので、同じデザイナー目線で意見をもらえる機会がなかなか無いというのが悩みです。
最初の1年間はUIデザイナー実務未経験で入社したので、試行錯誤の連続で本当に大変でした。入社2年が経過したので、今後はユーザー観点でのもの作りができるような文化、制作プロセスの構築に貢献していきたいです。

壁にぶつかった時の解消方法について教えてください

勉強します。

書籍からの知識やツールの使い方など、直接仕事に役立つことはもちろんですが、映画などのエンタメに触れて刺激を受けることもすべて勉強だと思っています。
本やサイトだけでなく、ウェビナーであれば地方でもリモートで気軽に参加できます。

そこでは、同じところでつまずいたり困ったり、どう乗り越えたかという経験談などを聞いたりしています。積極的に参加して、他のデザイナーさんがどんな工夫をされているのか、現場サポートだったらどうだろう、という観点で聞くようにしています。

休日の過ごし方を教えて下さい

土日祝がお休みです。
録画が溜まっているのを見たり、最近バイクの免許を取ったので、熊本で初心者用ライディングスクールを受講したり。自称インドアですが、あちこち行くのは好きです。

現場サポートはリモートワークができるので、私用で関西に行ったときは、何日か滞在して、日中はホテルで仕事をして、夜は買い物をしてということもできました。

プロフェッショナルとは、どんな役割だと思いますか?

究極的には「人が楽しく幸せに生きるにはどうしたらいいか」を考えることだと思っています。
あと、技術や、知見などを周囲の人に還元するというのがプロフェッショナルの役割かなと思っています。

今後の目標やチャレンジしたい事について教えてください

作る側の都合だけでなく、『ユーザーならどう感じるか』という使う側の観点は重要なので、ユーザー理解を深めていきたいです。
また、現場サポートにとってより良い開発プロセスはどんなものか、そのプロセスの中でデザイナーがどんな役割を果たすべきか今後も模索していきたいです。

例えば社内での会議で、具体的な画面デザインを提示することで議論や合意形成がスムーズになったりします。
そういう実体験を通してデザイナーの意義を考えていきたいですし、そのためにはデザイナーの人数がもっと必要だと感じています。

最後に、本記事を読んでいる方へメッセージをお願いします

気になることがあれば、どんどん質問してみてください。聞いてみたら、快く答えてくださる方ばかりです。
「これ聞いてもいいのかな」と思うことでもどんどん質問してみて、それで「あ、いいな」と思ったらぜひ応募してほしいですね。


今はない未来を一緒に作る仲間をお待ちしています